Netflixシリーズ『ガス人間』を見ていて、竹野内豊さん演じる森靖利の「異様に白い歯」が気になった人も多いのではないでしょうか。
長髪のオールバックに眉毛のない顔、独特な話し方と強烈な姿をしており、
- 竹野内豊だと最後まで気づかなかった
- あの歯は本物なの?
- 差し歯や入れ歯に変えた?
と驚いた人もいるはずです。
結論からいうと、『ガス人間』で竹野内豊さんが見せている白い歯は、本人の歯を治療したものではなく、撮影用に作られたマウスピースです。
片山慎三監督から「不自然なくらい歯を白くしたい」と要望され、歯医者で専用のものを作ってもらったと竹野内豊さん本人が明かしています。
この記事では、『ガス人間』の竹野内豊さんの歯が白い理由や、別人のように見える役作りについて紹介します。
『ガス人間』竹野内豊の歯はマウスピース
『ガス人間』に登場する竹野内豊さんの歯は、本人の歯を白く加工したものではありません。
撮影のために歯医者で作った白いマウスピースを、実際の歯の上からかぶせています。
竹野内豊さんは『ガス人間』の公開記念イベントで、歯医者に相談してマウスピースを作り、実際の歯にかぶせて撮影したと説明しています。
歯医者でマウスピースを作ってもらって実際の歯にかぶせました。活舌が悪くなって、苦労しました
Netflixシリーズ『ガス人間』公開記念イベント
片山慎三監督からは、単に歯をきれいに見せるのではなく、「不自然なくらい白くしたい」というリクエストがあったそうです。
そのため、作中の歯が妙に白く見えるのは偶然でも、竹野内豊さん自身の歯が変わったからでもありません。
視聴者が違和感を覚えることまで計算した、森靖利という人物の役作りだったことが分かります。
竹野内豊の歯は差し歯や入れ歯ではない
検索すると「竹野内豊 歯」「竹野内豊 差し歯」「竹野内豊 入れ歯」といった言葉が気になるかもしれません。
しかし、『ガス人間』で不自然に白く見える歯については、差し歯や入れ歯ではなく、撮影用のマウスピースです。
- 撮影のために差し歯へ変更したわけではない
- 本人の歯を白く加工したわけではない
- 実際の歯の上から白いマウスピースを装着している
作品のために一時的に装着しているものなので、竹野内豊さんの普段の歯が『ガス人間』の撮影をきっかけに変わったわけではありません。
「歯が以前と違う」と感じた人もいると思いますが、そこまで印象が変わったこと自体、マウスピースによる役作りが成功している証拠ともいえそうです。
なぜ歯を不自然なほど白くしたの?
竹野内豊さんが演じる森靖利は、元ヤクザでありながら、現在は上場企業「Bit Money Trade」の社長を務める人物です。
黒い噂が絶えず、刑事の岡本賢治からもマークされている、物語の重要人物として登場します。
一見すると、白い歯は「お金を持っている成功者らしさ」を表しているようにも見えます。
しかし、森靖利の場合は自然で健康的な白さではありません。
顔や服装、髪形から漂う不穏な雰囲気に対して、歯だけが極端に白いため、笑ったときに強い違和感が生まれています。
監督が歯を白くした具体的な意図までは明かされていません。
ただ、元ヤクザから上場企業の社長になった森靖利の人物設定を踏まえると、過剰に整えられた外見や、どこか作り物めいた不気味さを強調する狙いもあったと考えられます。
- 成功者として外見を取り繕っているように見える
- 元ヤクザながら上場企業の社長に成り上がった
- 清潔そうに見せている一方で、内面には不気味さがある
- 本人の顔になじまない白さが、作り物のような印象を与える
森靖利の成金的な雰囲気や、表面と内面のちぐはぐさを表すための歯だったとも受け取れます。
歯のマウスピースで話し方まで変わっていた
白いマウスピースは、見た目だけでなく竹野内豊さんの話し方にも影響していました。
竹野内豊さん本人によると、マウスピースを歯にかぶせたことで滑舌が悪くなり、撮影では苦労したそうです。
『ガス人間』の森靖利は、普段の竹野内豊さんとは異なる、口の中に何かを含んだような話し方をしています。
これはすべて演技によるものというだけでなく、実際にマウスピースを装着していた影響もあったのでしょう。
- 何を考えているのか分からない
- どこか人間離れしている
- 裏社会で生きてきた人物らしい危うさを感じさせる
- 普通に会話しているだけでも不気味に見える
不便なマウスピースを外して撮影するのではなく、滑舌への影響も含めて役に取り入れたところに、竹野内豊さんの役作りへのこだわりが感じられます。
竹野内豊だと分からないのは歯だけが理由ではない
『ガス人間』では、エンドロールを見るまで竹野内豊さんの出演に気づかなかったという声も少なくありません。
SNSでも「竹野内豊だと気づかなかった」「別人のように見えた」という趣旨の驚きの声が見られました。
ただし、別人のように見える理由は歯だけではありません。
眉毛を剃っている
竹野内豊さんは、『ガス人間』の撮影で眉毛を剃っています。
若い頃の森靖利を演じた野村周平さんが眉毛を剃ったため、現在の森を演じる竹野内豊さんも、役のつながりを合わせて眉毛を剃ったことが共演者の発言から明らかになっています。
眉毛は顔の印象を大きく左右する部分です。
普段の竹野内豊さんにある太く整った眉毛がなくなったことで、目元の印象が薄くなり、顔全体が生気を失ったように見えています。
長髪のオールバック
森靖利は、長い髪を後ろになでつけたオールバック姿です。
普段の清潔感のある竹野内豊さんとは大きく異なり、髪にはどこか湿ったような質感があります。
眉毛のない顔と長髪の組み合わせによって、元ヤクザの威圧感だけでなく、近づきたくないような不穏さも生まれています。
歩き方や表情も普段とは違う
森靖利は立っているだけでも姿勢が崩れており、歩き方にも独特の癖があります。
竹野内豊さん本人は森靖利について、「生きながら、どこか地獄をさまよい続けてきたような人物」と説明しています。
顔を変えるだけでなく、長年裏社会で生きてきた人物の疲労や壊れた内面まで、身体全体で表現していたのでしょう。
白い歯は竹野内豊を隠す仕掛けにもなっていた
人の顔を見るとき、目や髪形に注目しやすいものですが、笑ったときには歯も顔の印象を大きく左右します。
『ガス人間』の竹野内豊さんは、複数の変化を重ねています。
- 眉毛をなくす
- 長髪のオールバックにする
- 不自然に白い歯をつける
- 滑舌や声の響きを変える
- 姿勢や歩き方を崩す
特に白いマウスピースは、竹野内豊さん本来の口元の形や、笑ったときの印象を隠す効果もあったと考えられます。
そのため「竹野内豊に似ている」と思っても、見慣れた顔と一致せず、別の俳優だと感じた人が多かったのでしょう。
まとめ|『ガス人間』竹野内豊の白い歯は役作り
今回は、『ガス人間』に出演する竹野内豊さんの歯について紹介しました。
- 白く見える歯は撮影用マウスピース
- 歯医者で専用のマウスピースを作ってもらった
- 片山監督が「不自然なくらい白い歯」を希望した
- 撮影のために差し歯へ変更したわけではない
- 装着すると滑舌が悪くなり、撮影では苦労した
- 眉毛や髪形、歩き方も含めて森靖利を作り上げていた
白すぎる歯は撮影上の失敗や不自然な特殊メイクではなく、視聴者に違和感を与えるための意図的な役作りでした。
普段は爽やかで落ち着いた役の印象が強い竹野内豊さんですが、『ガス人間』では、そのイメージを完全に消すほどの変貌を見せています。
森靖利の歯に違和感を覚えた人は、マウスピースによって話し方まで変化していることを踏まえて見返すと、竹野内豊さんの細かな役作りをさらに楽しめるかもしれません。